イーサリアムは常にアップグレードを行っており、2023年上半期には「Shanghai」が予定されています。
昨年、実施された大型アップグレード「Merge(マージ)」ではPoW(プルーフオブワーク)からPoS(プルーフオブステーク)へ、アップグレードされました。
このアップグレードによりマイニングによる証明から、ステーキングによる検証プロセスに変更され、国際問題になっているマイニングによるエネルギー消費の改善が行われました。
PoSになったイーサリアムのステーキング報酬は、次回のアップグレードまではロックアップされることになっていましたが、ついに次回のアップグレード「シャンハイ」が予定されています。
「シャンハイ」の実施により、全てのETHの約13%にあたる1,650万ETHのバリデータがロックが解除されます。
その結果、一時的なETHの売り圧が発生すると考えられているが、ステーキングに使用されてたETHの平均取得単価は$2,400とされており、現時点では含み損状態にあります。
この状態で全てのロックされているETHが売られる可能性は低いです。
また、短期的な売り圧が発生してもETHを使ったプロジェクトが増えていき価値が上がって行く可能性が十分に考えられます。